戦後の世界経済の膨張を実現した米国中心の金融循環システム

ケインズ予言。新国際制度に世界黒字再循環装置(Grobal Surplus Recycling Mechanism:GSRM)を搭載すべきだ。特定の国々に制度的黒字が、他国に恒久的赤字がそれぞれ過剰蓄積されるのを防ぐため

引用

軍備拡大、日本の再敗戦への懸念 是清の奮闘を思い出す

引用:『その時歴史が動いた』 高橋是清経済危機に奮闘する

高橋是清72歳で政界を引退昭和2年1927年金融恐慌 

裏の白い200円札で乗り切った是清次のしか仕事に取りかかった金融安定化のため公的資金を導入して銀行を立て直す法案 

昭和四年1929年世界大恐慌日本にも及び経済成長はマイナス失業者増大昭和恐慌の始まり。

昭和6年1931年犬養毅に昇格の命令高橋是清は大蔵大臣を引き受ける。都市部では失業者がたくさん労働争議」。農村にも波及し借金苦から農家の子女の身売りが相次いだ 。 テロの続発、社会不安。515事件犬養暗殺。

昭和7年1932年 高橋は、予算の不足を補うため日本で初めての赤字国債に取り組む 。国家予算を2年間で1.5倍にまで膨らませた 。

日本の通貨と金がくっついている状態で、どんどん通貨の流出がおこっていたから異常に需要が落ち込んでしまった。

公共事業、重化学工業の振興、国の支援で経済を活性化、雇用を生み出す。

是清がとった赤字国債の発行方法は、日銀が国債を引き受け、公開市場で消化することによって市中の景気を調整しようというもの。是清は大不況下の中の一時的な便法として考えていた。

景気回復のための国債を別の目的に利用しようと軍部の圧力が高まっていたのだ昭和6年の満州事変以降軍部は財政のバランスを無視し軍備増強を進めていたそして分割のためにさらに国債を使うよう強く求めたのだった。昭和10年、翌年度の予算を決める閣議が総理官邸で始まっていた 。是清はこれに対して立ち向かい、国防のみに専念して、悪性のインフレを引き起こしその信用を破壊するごときことがあっては、国防も決してしっかりとはなりえない。軍部もこの点はよくよく考えてもらわなければならない。

第2回予算閣議で川島陸軍大臣は発言した。軍部は決して国民の経済力を無視してまで軍事費を要求するものではない。しかし現在の国際情勢はますます重大である。故に我が国のごとき大国に列せる国家においては、それに相当するだけの軍備は必要である。

是清は 国防というものは攻め込まれないように守りにたるだけでいいのだ。大体軍部は常識に欠けている、その常識を欠いた幹部が政治にまでくちばしを入れるというのは、言語道断、国家の災いと言うべきである。

その3ヶ月後是清は226事件の凶弾に倒れるこれ以降日本は戦争への道をひた走ることとなった昭和11年是清の死は日本にとって鶏皮取り返しのつかない大きな転換点となった

『超訳 ケインズ「一般理論」』山形浩生氏のはしがき

ケインズの「一般理論」の何が新しかったのか「第二次大戦後の経済政策」を一変させた凄み

山形 浩生

それまでの経済学は基本的に、市場が何でも解決する、と述べていた。何かが余っても値段が下がって自然に解決する、失業はすぐなくなる、と考えた。

だが本書は失業というものが一時的な過渡期のあだ花などではなく、定常的に存在し得ることを説明し、そしてそれが金利を通じてお金の市場に左右されること、さらにそのお金の市場は将来の不確実性にビビって現金を持ちたがる人々の思惑で決まってしまうという理論を、まとまった形でほぼ初めて示した。

る。

「一般理論」のアウトライン:

雇用、特に労働は名目賃金が簡単に下がらない。だから価格を通じた市場での需給調整はきかない。 2 その場合、雇用は経済全体の総需要で決まる。これが経済の供給能力より低いと失業が起きる。 総需要は、消費と投資に分けられる。 4 消費は、かなり一定だ。だから需要が十分かどうかを左右するのは投資だ。投資が足りなければ、政府が公共投資をして補うべきだ。 5 民間の投資は、投資プロジェクトの期待収益率と金利で決まる。期待収益率が金利より高いプロジェクトが実施される。 6 期待収益率は、あまりはっきりわからない。株式市場もその評価のあてにはならない。だから投資を増やすには金利を下げるべき。 金利は、人々が流動性=現金を手元に持ちたがると上がる。中央銀行がお金を刷って人々に配れば、みんな満足するので金利は下がる。 8 現金をどのくらい持ちたがるかは、実体経済とは連動しない。だから失業がなくなる水準まで金利が自動的に動いたりはしない。失業があるほうが一般的で、完全雇用のほうが特殊なのだ!

日中国交正常化の50年

周主席祝電「双方が国交正常化50周年を契機に、時代の潮流に従い、新しい時代の要求にふさわしい中日関係を構築するようけん引していきたいと思います。貴国のますますのご繁栄と国民のますますのご多幸を祈念いたします。

中国の経済変化・・鄧小平の「改革解放」掛け声が本格化する、そこにはソ連の崩壊により中国国内の論争を制して国家資本主義を進む変化が大きい。