オードリー・タン氏インタビュー。宇宙的な人。
ディジタル発想と言ったらよいのか分からないが、そういう見地から、政治や教育の現在地がどのように捉えられるか、を話している。
オードリー・タン氏が真っ先に挙げた参考書、タン氏は6歳で読んだそうだ、老子『道徳経』だ。ネットで全文を読める、現代語訳で。
老子「道徳経」 https://k10p.net/?p=823#toc1
2章
天下皆知美之為美、斯悪巳、皆知善之為善、斯不善巳。故有無相生、難易相成、長短相形、高下相傾、音声相和、前後相随。是以聖人処無為之事、行不言之教。万物作焉而不辞、生而不有、為而不恃。功成而弗居。夫唯弗居、是以不去。
世間皆、美しいモノを美しいモノとしてとらえるが、それは醜いモノで、世間皆、善いモノを善いモノとしてとらえるが、それは善くないモノである。有る無し、難しい易しい、長い短い、高い低いというものは、互いに相手が存在するからこそ差が生まれるのだ。音色と肉声は、互いに相手があるからこそ調和しあい、前と後は、互いの存在によって順序づけられる。
聖人はこれをわきまえ、無為の立場に身をおき、不言の教えを行うのだ。
万物に動きがあってもそれについて発言せず、物を生み出してもそれを生み出したものとせず、成功してもそれに頼ることはない。功を成してもそれに居座らないのだ。居座らないからこそ、離れることもないのである。